現在、看護師に限らず、派遣という働き方を選ぶ人はどんどん増えています。
しかし、派遣という働き方は、特殊な働き方のために、独自に様々な決まりがあるのも事実です。
そんな中、派遣を考える看護師さんの中には、「看護師の派遣は違法」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。しかし、看護師の派遣のお仕事は増えています。これはどういうことなのでしょう?
以下に説明していきます。
看護師の派遣は違法?
まず、看護師の派遣は法律で禁止されているという話は事実です。
(「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」より抜粋)
しかし、この法律には一部例外があります。
一般的に募集されている看護師派遣のお仕事は、この例外に当てはまっていると言えます。その例外については、以下のようになっています。
①紹介予定派遣である。
(紹介予定派遣とは、予定の派遣期間が終了した後に、依頼先と労働者の同意があれば、正規雇用になる働き方のこと)
②産休、育休、介護休暇の代行である。
③障害者施設、養護老人ホーム、入浴介助などの一部除外施設への派遣である。
このように、看護師の派遣には、一部例外が取り入れられており、今増えている派遣看護師は、この例外に当てはまっているのです。
まとめ
ほとんどの派遣会社は、この法律の範囲内で仕事を紹介しています。
しかし、派遣される看護師としても、自分がどのような規定の範囲で働いているのかは、知っておくといいですね。